| 材 料 | 単位水量(kg) | 材料のm3数 |
| 水 | 151 | 0.151 |
| セメント | 236 | 0.175 |
| 砂 | 800 | 0.533 |
| 砂利 | 1160 | 0.725 |
| 混和剤 | 0.590 | 0 |
| 計 | 2347 | 1.584 |
生コンの1m3配合で使用する材料のm3数は1.584m3である。どうして1m3の生コンに1.584倍の材料を使うか疑問に思う人も居るかもしれないが、材料の中のセメント・砂砂利は空隙を含んだ量であり、生コンはマクロ的にみれば液体であり空隙は含まない。故にこう言うことに成るのである。
空隙を含まないと記述したが、図Vで示したようにJIS工場では流動性を持たせるためと凍結融解作用のため、人為的に混和剤を用いて空気量を入れている。この空気量は微細な空気の粒であり、生コン打設の時に出来るあばたとは別ものである。生コンを打設の時に一緒に巻き込んでいった空気泡があばたとなり、これは入念な施工(バイブレーター等)で無くすことができる。よく勘違いして生コンの空気量からあばたができると思っている人が少なくない。
次に重要な単位水量についてだが、生コンの硬化に必要な水は単位セメント量の25〜30%であり、18−8−40BBで云うと236×0.3=70kgあれば十分にことは足りる。勿論この水量で生コンを練ると、とても使えるような状態でなくバサバサの生コンになる。そのため151kgの内、81kgは生コンの流動性を保持するための水ということになる。硬化後、その水81kg(硬化に不必要な水)はどうなっているかというと、最初のある部分はブリージング水として表にでて自然蒸発し、それでも残った水は硬化後に蒸発する。硬化後のコンクリートをよく見てみると、小さな蒸発後の穴が見える。即論するとスポンジ状になるわけであり、当然強度、品質にも影響してくる。よく学者等が、品質をよくするためには出来るだけ単位水量を少なくしなさい、と云う由縁である。
生コンの特性について
セメントを使用する複合材料について歴史は永く紀元前3000年のピラミッドにも用いられており、我国で生コンとしては明治から用いられている。このように歴史は古く、kg単価約4円と云う安価の建設材料として、生コンにとって変わる材料は今のところありません。今回は接着剤として又構造体として安価で優秀なもの『生コン』の特性について述べたいと思います。
ご存じのように生コンはセメント・水・砂・砂利を主要な原料とし、これらを適当な割合で練り混ぜたものである。セメント・水で練り混ぜたものはセメントペースト又はセメントミルク、セメント・水・砂で練り混ぜたものはモルタルといい、これらとは区別されている。土木で使用される18-8-40BBの配合を一例に挙げて話をします。