ブリーディング
【意味】フレッシュコンクリート及びフレッシュモルタルにおいて、固体材料の沈降又は分離によって、
練混ぜ水の一部が遊離して上昇する現象。
【対処】ブリーディング量を現象させる主な方法
@ 分離できる水の量を減らす。すなわち、単位水量を減らす。
a:減水率の大きい混和剤を用いる。
b:フライアッシュ等ワーカビリティー改善効果のある混和材を用いる。
A 拘束される水量を増す。
a:セメント粒子表面に拘束される水位量を増すには、比重面積のセメントを用いる。
(結合材)比を小さくする。
b:細骨材表面に拘束される水量を増すには粗流率の小さい骨材を用いるか、または細骨材率を大きくする。
c:混和剤表面に拘束される水量を増すには、比表面積の大きい混和材をできるだけ多く用いる。
d:エントレインドエアの周囲は親水基で覆われていることから、その周囲に水が拘束される。
そのためAE剤によって空気を連行する。
e:セメントや混和材等の粉体の分散を良好にすることにより、それらが拘束する水量を増す。
すなわち十分にコンクリートの練混ぜを行う。
f:水を多量に拘束する混和剤すなわち材料分離低減剤(増粘剤)や水中不分離性コンクリート用混和剤を用いる。
Bブリーディング現象は、比重の大きな固体粒子(セメント、骨材等)が水の中を沈降し、
現象としては上面に水が上昇する。
そのため、ブリーディングを減ずるには、固まり始めるまでの時間を短くする。すなわち、凝結時間を短くする。
【備考】結合材 水と反応し、コンクリートの強度発現に寄与する物質を生成する物。
セメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュなどを含めたもの。
エントレインドエア AE剤又は空気連行作用がある混和剤を用いてコンクリート中に連行させた独立した微細な空気泡。